教育委員会との付き合い方
Q1:教育委員会ってどんなところ
A1:区立幼稚園・小学校・中学校の教育関係の調整をするところ
Q2:教育委員会の権限と校長の権限
学校についてはほとんど校長の権限です。親が教育委員会に掛け合う必要は無いです。
したがって、校長先生と相談することもよくあります。
Q3:校長は誰が決めるか
区長が議会の同意を得て任命します。
Q4:教育長の権限と区長の権限
区長が議会の同意を得て任命します。
議会質問では教育関係に関しては、区長からの回答はなく、すべて教育長が回答していました。法律により、教育行政を他の行政から独立させています。
Q5:話すのは課長か現場か
両方です。部署に問い合わせても、課長から回答があるケースがほとんどです。責任ある回答を行うためと思われます。
Q6:PTAと教育委員会の関係
教育は広く地域住民の意向を踏まえて行われることとされていますが、教育委員会はPTAにはほとんど関与していません。
Q7:職員はいろいろ教えてくれますか
最初は警戒されていて、当たり障りのないやりとりが多かったように思いますが、コミュニケーションを重ねるうちに信頼関係ができてきたと思う。ある程度勉強してから聞いた方がいいかと思いますが、基本的にはわからないことは、議員には何でも丁寧に教えてくれます。住民からの質問・要望に関連して、難しいことかもしれないが、わからないので教えてくださいということが多かったです。このことは教育委員会に限りません。
Q8:どんなやりとりを誰としてきたか
接点のある部署としては、指導室がメインで、校則や学校で何を教えるのかとか、GIGAスクール構想とか、教育推進課とは学校の回り、学童や校庭解放の件、タブレットを買う買わないとか、学務課とは施設とか備品の話で、トイレに生理用品を置くとか、あとは学校施設課でしょうか。
Q9:提案方法は口頭?
私は原則として電話とメールまたは、コロナ禍でも区役所で会って、対面でお話ししています。提案書までは用意していませんでした。回りでもオンラインのZOOMなどは使用していないようです。
Q10:議会質問の使い方
予算がらみは与党が留意しているかと思うが、自分はあまり気にしてこなかった。
学童保育の延長の件、学童保育での弁当持参の件、オリパラ観戦の件、学校と保護者のやりとりをメール等で行えるようにする件、性教育の件などをやってきました。
Q11:委員会に所属していなくても、代表質問できるか
可能です。
Q12:委員会の所属はどうやって決まるか
会派ごとに委員会を議長から毎年、一方的に割り振られます。会派の中で所属委員会を相談して決めます。